最終更新日:2025/09/12
こんにちは!
岐阜市・関市・大垣市・一宮市のデザイン×リフォーム専門店 森住建リビングLABO 松尾です。
今回は【和室を洋室に!畳からフローリングへ変える手順と注意点】を紹介します。
昔ながらの和室は落ち着いた雰囲気が魅力ですが、ライフスタイルの変化とともに「洋室に変えたい」という声が増えています。実際、畳からフローリングへリフォームすることで、掃除のしやすさ・インテリアの自由度・使いやすさが大きく向上します。
今回は、和室を洋室に変える際の具体的な手順や注意点を、わかりやすく解説していきます。
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まずは、畳からフローリングへ変更することで得られる主なメリットを整理しましょう。
掃除がラクになる
畳はダニやホコリが溜まりやすく、定期的な手入れが必要です。フローリングなら掃除機やモップで簡単にきれいになります。
家具が置きやすい
畳は重い家具でへこんだり跡が残ったりしますが、フローリングなら安心。ベッドやデスクも置きやすく、レイアウトの自由度が広がります。
現代の暮らしにフィット
洋風のインテリアに合わせやすく、子ども部屋やワークスペースとしても活用しやすいのがポイントです。
では、実際に畳の部屋をフローリングに変えるにはどんな手順で進めるのでしょうか。一般的な流れを紹介します。
まずは既存の畳を取り外します。畳は厚さが5〜6cmほどあるため、そのままフローリングに張り替えると段差ができるケースがあります。この時点で床の下地の状態も確認しておきます。
畳を取ったあとの床は「荒床」と呼ばれる状態になっています。このままではフローリングを張れないので、合板を敷いて下地を調整します。特に古い和室では床が水平でないことも多く、下地づくりはとても重要な工程です。
せっかくリフォームするなら、このタイミングで断熱材や防音材を入れるのがおすすめ。マンションなら階下への音対策、一戸建てなら底冷え防止につながります。
下地が整ったら、いよいよフローリングを張ります。無垢材・複合フローリング・クッションフロアなど選択肢は豊富。デザインだけでなく、耐久性やお手入れのしやすさも考えて選びましょう。
フローリングに変えると床の高さが変わるため、壁際の巾木やドア枠との調整が必要になります。和室特有の「襖」や「障子」を洋室風のドアやカーテンに変えると、統一感のある空間に仕上がります。
畳を撤去すると床の高さが下がり、そのままフローリングを張ると廊下との間に段差ができることがあります。つまずき防止のためにも、下地調整で高さを合わせるのが大切です。
古い和室では床下が劣化していることも少なくありません。シロアリ被害や湿気による腐食があれば、必ず補修してからフローリングを施工しましょう。
フローリングは畳に比べて音が響きやすく、底冷えもしやすいのが弱点です。防音材や断熱材をプラスすることで、快適性が格段にアップします。
全部洋風にするのではなく、和の雰囲気を残すのも一つの方法です。例えばフローリングに変えつつ、押し入れの襖を洋風クロスでアレンジするなど、和モダンな空間づくりも人気です。
和室から洋室へのリフォーム費用は、部屋の広さや仕様によって変わります。
畳撤去+フローリング張り(6畳):15〜30万円
断熱・防音材追加:+5〜10万円
建具交換(襖→ドアなど):5〜15万円
マンションの場合は管理規約で床材の遮音等級が決められていることもあるため、事前に確認しておくと安心です。
和室を洋室に変えるリフォームは、ライフスタイルに合わせて住まいをもっと快適にできる方法です。
掃除がしやすく、家具も置きやすい
インテリアの自由度が広がる
断熱・防音を考えれば快適性もアップ
畳をフローリングに変えるだけで、部屋の雰囲気も暮らしやすさも大きく変わります。家族のライフスタイルに合わせて、最適な洋室リフォームを検討してみてください。
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